バカラの食器が持つ希少性とその魅力
フランスのバカラ(Baccarat)は、1764年創業のクリスタルブランドで、ガラス工芸の最高峰とされています。以下は、高値で取引される主なシリーズと特徴です。
- アルクール(Harcourt)シリーズ
バカラを代表するデザイン。特許取得済みの六角形ステムとファセットカットが特徴で、ワイングラスやタンブラーが市場で高い人気を誇ります。状態や年代により1脚10万円以上の価値が付くこともあります。 - マッセナ(Massena)シリーズ
グラスのフット部分に施された「放射状カット」が特徴で、光を美しく反射します。特にシャンパングラスが人気で、6脚セットで50万円を超える査定結果も見られます。 - ナンシー(Nancy)シリーズ
20世紀初頭に生産されたデザインで、現在は製造終了。アンティーク市場では希少価値が高く、刻印や状態により大きな価格差があります。 - ベガ(Vega)シリーズ
モダンなデザインで、カラーステムやカラートリム仕様のものが特に珍重されています。限定生産品の場合、数十万円の査定額が期待できます。
バカラ製品を片付ける際には、以下の専門用語を知ることでその価値を的確に判断できます。
- ポンティル(Pontil)跡
手吹きガラス製品に見られる底部の跡。バカラの高級ラインでは滑らかに仕上げられており、手作業の技術が確認できます。 - エッチング(Etching)
19世紀後半以降のバカラ製品には、酸によるガラス表面の彫刻が施されています。特に「BACCARAT FRANCE」のエッチング刻印は真贋を判別する重要なポイントです。 - カット技法(Cutting Technique)
バカラ特有の「ディープカット」は光の屈折を最大限に活かす技術。カットが深いほど製造コストが高く、希少価値が高まります。 - アシッドマーク(Acid Mark)
製品の裏面や底面に見られるバカラのロゴ。時代によりデザインが異なり、オールドバカラ(19世紀製造)の場合は特定のエンブレムが使用されています。
買取サービスを賢く利用し、刻印やカット技法の奥深さを理解することで、片付けは「価値の発見」となるでしょう。
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