1. 龍村美術織物製の角帯は要チェック!
京都の老舗、龍村美術織物は明治時代から続く高級織物メーカーで、角帯の製作でも知られています。特に伝統的な綴れ織りや金襴(きんらん)の技法を用いたものは、高値がつくことが多いです。龍村製の角帯には、作家名が記載された証紙がついていることが多く、この証紙の有無が査定額を左右します。
また、龍村美術織物の代表作として知られる「鳳凰文様(ほうおうもんよう)」や「唐草文様(からくさもんよう)」などの図案が施された角帯は、特に希少価値が高く、市場価格が30〜50%上乗せされることも。遺品整理の際には、こうした織元のタグや証紙の確認を忘れずに行いましょう。
2. 西陣織の角帯—金糸や銀糸の割合が査定額を左右
西陣織の角帯は、その華やかなデザインと精密な織りで知られています。特に本金(ほんきん)を用いた角帯や、繻子織り(しゅすおり)の技法を用いたものは、高額査定の対象です。西陣織の特徴としては、金銀糸の使用量が多いほど価値が上がる傾向にあります。例えば、角帯の金銀糸の含有量が20%を超えるものは、市場での取引価格が通常の織物製品の2倍以上になることもあります。
3. 本場結城紬(ゆうきつむぎ)や塩瀬帯(しおせおび)も高評価
角帯の中でも、結城紬や塩瀬帯といった特殊な織物で作られた角帯は、職人技が光る高級品とされ、価値が高いです。結城紬の角帯は、その独特な風合いと手織りの技術が特徴で、1本あたりの製作に数か月かかることも珍しくありません。そのため、状態が良好なものは通常の帯よりも査定額が50%以上高くなるケースもあります。
塩瀬帯はシンプルな無地のデザインが多いですが、その分、染めの美しさや織りの精度が評価の対象です。こうした帯は茶道や能の世界でも需要があり、特に大正時代以前に作られたものはアンティーク価値がつくことがあります。
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