遺品整理で古い切手が大量に見つかった！ボロボロ、シミがあっても捨てるのはお待ちください。
若い世代の方は知らないと思いますが、かつて日本では切手の一大収集ブームがありました。
定期的に発売される記念切手を買い求めて郵便局に長い列ができたり、お菓子のおまけに切手が付いたり、今では信じられない光景が当たり前でした。
戦後生まれの団塊の世代の方は懐かしいお話ではないでしょうか？
そんな経緯から遺品整理で昔の切手が出てくるという事例はとても多いです。
現在でも切手の額面以上の価格になっているプレミア切手は、
●「月に雁」「見返り美人」の切手シート
●昭和二十年代の2色刷りの切手シート
●明治期の郵政事業が始まった頃の切手
●中国切手
などが挙げられます。
逆に言うと上記以外の切手は残念ながら額面以上のプレミア価値はほぼありません。
一生懸命に収集したご年配の方はがっかりされる方も多いですが、現代は手紙がEメールに変わり、最近はさらにLINEでメッセージをやり取りするようになり、切手の価値は相対的に下がっています。
また郵便局では古い切手を現行の切手やはがきに交換してくれますが、切手の需要不足から交換手数料が値上げされました。
そんな理由から遺品整理で見つかった古い切手は早めに買取に出しましょう、とお声掛けをしています。
遺品整理の最中にはブックと呼ばれる切手収集用のアルバムが数十冊以上見つかる、というケースもあります。
切手ブックが数冊以上となると中身の額面にもよりますが、相当の金額でのお買取が可能になります。
遺品整理で発見された古い切手は例え興味がなくても、捨てずにお売りください。
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